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プレストファンデーションができるまで

メイクアップ製品の製造において最も重要なことは、経験による調色や紛体の処理・混合技術です。弊社では通常の製造では行わない一手間をかけて、より付加価値の高いメイクアップ製品の製造に努めています。さらにメイクの製造は機械でオートメーション化できない工程が多く、工場が持っている技術力と経験が非常に重要です。こちらでは「プレスドファンデーション」の製造する場合の工程をご紹介させていただきます。

プレストファンデーション

原料の入庫

入荷した原料は防塵設備のある原料倉庫で管理します。

原料の受入れ検査

品質管理部で原料の受入れ検査を行い合格した原料のみ使用します。

原料の不純物除去

原料をシフターでふるって、混入しているゴミや異物を除去します。


原料のシリコン処理

シリコンを紛体原料にコーティングすることによって、撥水性を上げて色のクスミを防ぎます。

原料を撹拌しながらシリコンを表面に付着させます。


原料の表面に付着したシリコンを高熱で焼き付けて、しっかりコーディングします。


原料の秤量

製造に必要な全ての原料を処方に合わせて秤量します。

原料の撹拌混合

(1回目)紛体の原料を均一に混合します。

紛体原料とオイルベースの混合

(2回目)上記の紛体原料とオイルベースを均一に混合します。


原料の粉砕

上記で混合した原料を細かく粉砕します(通常は粉砕作業を3回行います)。

バルクの色確認

製造部で上記のバルクをプレスして色を確認します。


原料の混合

色が合格したバルクにパール剤を配合して均一に混合します。



バルクの粒子の均一化

バルクをシフターでふるって粒子を均一化し、なめらかなテクスチャーに仕上げます。

バルクの完成

最終のバルクの完成です。

バルクの菌検査

品質管理部で最終バルクの菌検査を3日間行い、合格した場合は打型工程に進みます。


バルクの打型

オートプレス機で金皿にバルクを打型します。


バルクのキズ確認・落下テスト

金皿に打型したバルクのキズの確認や落下テストを行い、合格した場合は仕上げ工程に進みます。


製品の仕上げ

金皿をコンパクトに装填して1個箱に包装します。

製品の菌検査・物性検査

品質管理部で最終製品のバルクや仕様の検査を行い、検査成績書を発行します。

出荷










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